マンマ・ミーア!

本日、ツレアイと観て来ました。
ナニがすごいかって、メリル・ストリープがすごかった。
ワタシの中のメリルス・トリープって、「ディア・ハンター」「クレイマー、クレイマー」だもんね、古すぎるか…
どっちかっていうと静的イメージ。
おぉ〜そうそう「プラダを着た悪魔」もあったか
今回は、役柄も肝っ玉おっかさん的だったけど、あの歌いまくり踊りまくりにヒェ〜って感じ。おみそれいたしやした。しかもなんかすっごいイキイキしていて輝いていた。この映画のメリルを観ると、今までやっていた役は「つまんないな」と思いつつ女優としてのプロ意識で演じているのかと思えるほど。「ワタシは最初っからこういうのやりたかったのよ〜、あ〜スッキリした!」みたいな「私の城下町」を歌わせられてた小柳ルミ子みたいな(なんのこっちゃ?)


以下、雑感
★「ダンシング・クイーン」のシーンは圧巻。
島の女性が老いも若きも全員総出で踊りまくる。
ワタシも思わず立ち上がって踊りだしたくなったけど、館内はシーンとしていたからガマンした。ツレもいやがるだろうし…


★娘ソフィ役のアマンダ・セイフライドがかわいかった
小柄で童顔なためまだまだ子どもみたい。
結婚式前にママに準備してもらうシーン、思わずうるっときてしまいました。
メリルの歌う歌詞がね、なんだか今のウチの娘と重なってうるうる


クリスティーン・バランスキーが一番カッコよかった
ドナ(メリル)の親友のターニャ役
大人のオンナを決めつつパワフルに歌い踊るのがカッコ良かった。
あんな大人の女性に、なりたい、なれない、なったら怖い


ピアース・ブロスナン 007だけにしときゃよかったのに…
ドナのモトカレの一人サムを演るのは他にダレかいなかったのか?
あとの二人に比べると、つまらなすぎ。歌も踊りも今ひとつ。
歌、ヘタでも説得力で聞かせる俳優さんもいるのにね
ちなみに前の職場の上司がカラオケで歌う舟歌は、ヘタだけど迫力あったなぁ…(遠い目)


★結末はじゃっかん納得できず
まぁワタシは少数派でしょうが…
どんな結末か知りたい方は劇場へどうぞ


いやぁ〜楽しめる映画でした。
しかし映画終わるとツレはサササと立ちあがり逃げるように去っていった。
いつもだったら、もう少し余韻を楽しむのにね、つまらなかったのかなぁ…と心配してたら、どうも映画の冒頭からノリノリの音楽で足でリズムとったり、思わずメロディを口ずさんだりと、かなりやかましかったらしいワタシに少しひいたモヨウ。
いや、しかし、あの映画はそういうふうに楽しむ映画でしょう。
やっぱ「ダンシング・クィーン」立ち上がって踊りゃよかった!!!

わかりました、やりました

ふぅ〜


メイトにいろいろ指示を出したり、確認したりする。


「わかりましたか?」
「わかりました」


「やりましたか?」
「やりました」


言葉通りのこともあるけど、単なるオウム返しのこともあり
また勘違いや理解不足のこともあり
もっと悪いのは、自分で「やっていない」ことをハッキリと自覚しているのに
「ハイやりました」と答えたり
オウム返し、勘違い、理解不足は許せるとして
ウソやゴマカシはよくない! (#`Д´)凸
しかし「それはよくないことなんだよ!」という事をわからせるのがまた難しい


ふぅ〜


「やった」か「やってない」かが明確にわかる作業ならまだいいのだけれど、「2回拭いてください」とか「アルコール消毒してください」とかいった指示は、その結果が正しく処置されているかどうかが不明瞭。
なので、「疑わしきはやり直し」となるのだが…


最近、メイトが慣れてきたこともあり作業すっ飛ばしも時々あり
スタッフが「ちゃんとしましたか?」と聞いても「しました」とすっとぼける。
こっちも慣れてきたから「すっとぼけ」はわかるんですよ。
それから作業を見守ってるからズルしてもわかるんですよ。


しかし、こっちもやっていないのをわかっていながら
「やりましたか?」
「ハイやりました」
「ウソでしょ!やってないでしょ!ホントのことを言いなさい!」
と詰問するのも信頼関係なさすぎ。かつ人権的にもどうよ…
つぅことで、このごろ悩みは深いのですた。


スタッフ間で相談しつつ
「作業効率とお互いのストレス軽減を重視するなら、メイトに確認して押し問答するぐらいなら、最初から何も聞かずに『ハイ!それ、やり直して!』と言った方がいいのかな〜」
というところまでいき、待て待てそれもあんまりだと…


どうすりゃ委員会!!!!?????

現実逃避−おまけ

現実逃避名古屋ツアー今回最終回です!


名古屋コーチン、ひつまぶし、神戸喫茶の他にも飲食しました。


そのイチ
カフェ HARBS 栄本店
http://www.harbs.co.jp/harbs/
美術館めぐりで疲れたひんしゅく夫婦はここで一休み
仲良くミルクレープ半分こして、妻は季節のおすすめ紅茶、夫はダージリン


そのニ
Jazz & Caffee YURI
http://nms.blog71.fc2.com/blog-entry-82.html
1966年に創業した、名古屋・セントラルパーク、テレビ塔東側にあるサックスを持ったタヌキが目印の老舗JAZZ喫茶。


…と紹介があったけど、実際いったらスタッフもお客も若かった。
ま、私らにしたら若いと思えるヒトが増えただけなのかも
ワタシの知ってるジャズ喫茶って大音量ジャズで会話もままならないって感じで、オタクっぽい男性客が多い(偏見か!?)
YURIではジャズはBGMていどで女性客が楽しげにおしゃべりしてました。
そうそう、私らが入店した時は全部女性客だったなぁ


ツレは店内を見回し
「あのスピーカーはカウンターの方向いてるなぁ〜店のモンがいっちゃんいい音聞くような配置やな」と
さらにNow Playのレコードジャケットを横目に「選曲が甘いな〜」


アンタはケンカ売りに来たのかぁ〜
お客さんの回転がそこそこいいのもジャズ喫茶らしからぬ感じ
ツレとしてはお客さんがそれぞれにうつむいて自分の世界に没入しつつジャズにまみれているサテンで自分も同化したかったのだろうと思うけど、そういう時代は終わったのか…


ツレ
かわいそっ!!

カーラジオでauのCMを聞いた

大学生の息子に母親がメールを送ってくるっていうシチュエーション
息子の方がメールを開くと、母親の声で本文の朗読が入る。


「ヒロシ(だったかな?)元気ですか?大学生活には慣れましたか?…」みたいな


さりげなく、というかお約束のようにというか、メールの中にauのPRが織り込まれていてけっこう本文長いよ。
で、それを聞いてて思ったんだけど


このお母さん、老けてないか〜?


大学生の母親と言えば私もそうだ。
ワタシはこんな風にまったりと息子に語りかけたりはしない。
もう少し、ポンポンと言葉をぶつける。
ワタシだけでなく、息子の同級生の母親をあれこれ思い浮かべるけれど、みんなそれぞれに若々しい。
これを聞いてるとイメージとしてわくのは、大学生の母親というよりも祖母だ。
いったい、いくつぐらいの人がこのCMを作ったんだろうか?
自分の母親像とかを重ね合わせたのだろうか?
ラジオのCMだから、ある程度ゆっくりとした語り口でないと通じないということもあるのかもしれないけど


同じ大学生の母親として、なんだかこのCMは不満に思った次第。
どうしても、それを言っときたかったんだ!
もう、寝よ〜っと

現実逃避−グルメ編その4

いいかげんに、ひつまぶし終わらせんとね…もう2月やし
ブログ書いてる事自体がすでに現実逃避なんだけど


さて、デパート探検に没頭していた夫婦でしたが、12時15分前に正気に戻り
「お父さん!もう、こんな時間!」


余談ですが、普段は極力「お父さん」とは呼ばないように心がけている自分なんだけど(理由は自分でもわからんが)あわてると、つい「お父さん」と言ってしまうんだな、これが…


「おっ、そろそろ行かにゃぁ〜」
2回目のアタックなので南館10階フロアにはすんなりと到着。
おぉぅ〜すでに20人ぐらいの人が順番待ちの列を作っている。
私はちょっとぐずっとした気分になったけど、ツレは
「大丈夫、大丈夫、これぐらいすぐはけるから…」
しかしねぇ、自分も1回しか来た事ないくせにこの自信はどこからくるんだろう。
店の入口からずらっと壁際に椅子がならべられていて、先に来ている人達はみな行儀よく座っている。
私達の前は背広姿のオジサン3人でその前はルーズなかっこをした今どきの若者グループ。
このオジサンたちのうち1名も訳知り顔で「いえいえ、すぐに入れますよ」と同行者に話していた。
ちょうど私達の前で壁際の椅子は満席で、折り返すようにまた別の場所に座席が設定されている。やれやれと腰を下ろしとりあえず私はトイレへ
もどってくると、列は少し前進したようで座ってる場所が移動していた。
店員さんが時々店の中から出てきて待ち行列の人たちに名前とか同行人数とかを聞いてメモ書きしては店内に戻っていく。
で、お席があいたら「3名でお待ちのオバマ様」とかいうふうに店内へと案内がある。
すると、「おぉ。きたか〜」みたいな感じで行列の先頭の3人が入店。残された人々は誰からの指示もないのに粛々と座席を移動し、先頭へと詰めて行く。
なんかねぇ〜、その整然とした動きにわたしゃ感動しましたよ。
けっこう、ひんぱんに細切れに入店案内があるもんだからその都度ちょこまかと腰を浮かして移動しなければいけない。デパートで買い物した大きな袋を持っている人もいれば、出張中なのかスーツケースをひっぱてる人も
一度など、若者グループが隣の座席が空いたのに詰めないことがあった。
それは、おしゃべりに夢中で気付いてないようでもあり、「うぜぇな〜」みたいな感じで無視しているのかも、という風もありどちらともとれた。
あたりは、「ちょっと、席を詰めてよね」みたいなビミョウな空気が流れたけど、あえてそれを声に出す人はいない。
だってね、こんなご時勢だもの、ヘタに注意したらどういうメにあうかわからないもんね
ワタシ的にはちょっとイラっとしたけれど、若者一人がそれに気付き「おぉ〜いかん、いかん」みたいな感じであわてて席を詰めたので「なんだ、フツーの人じゃん!」とちょっぴり和みましたね。


店の入口に近づいたのでショーウインドーを確かめることができた。
ひつまぶしの他に普通にうな丼や長焼き定食というのもある。
長焼き定食というのは、蒲焼とご飯が別々に出されるようだ。
う〜ん、ワタシはこっちの方が好みかも…


とかなんとかしてる間に、じきに順番はめぐってきていざ入店。
うわ〜、店内広いんですね。HPによれば席数90とある。
ほとんどの人がひつまぶしを食べてますよ。
ワタシは長焼き定食も気になったんだど、席に座りメニューをサッと見て
「じゃ、アレね!」という風な視線をツレアイがワタシに投げかけたものだから反射的に頷いてしまった。
「ひつまぶし二つ!」
まっ、いっか。かねてよりの計画通り。


注文するとやっと少し落ち着いて椅子に深く腰掛けなおしたら、ツレがだまってワタシの鼻先にメニューの裏を差し出す。
ナニ?これを読めとな…
視線を落とすと、そこにはひつまぶしの食べ方の説明が
なになに、まずおひつの中に十文字の筋目を入れろと
そして1/4ずつよそえとな
まず一善目はそのまま食べてうなぎを味わう
二膳目は薬味を入れて楽しむ
三膳目はついてきたツユをかけて
そして四膳目はお好きな食べ方で
ふむふむ
これ、ここにあるように


あたりを見回すと、デパートの平日のお昼ということで中高年の女性客や高齢のご夫婦らしきふたり連れが多い。
席数は多いが、ほとんどがひつまぶし目当てだから座席の回転も早いのだろう。


こんなに書いても、まだひつまぶし食べてないよ〜
どうなってんだ!
でも、もうこれ以上はひっぱらんからね。


結論を先にいえば、私が一番おいしく感じたのは二膳目の薬味たっぷりまぜたやつ。
お茶漬けはそれほどハマらなかった。
最後にちょっぴり食べればいいかなって感じですかね。


えっ?たったそれだけですかって
ん〜ワタシの中では名古屋コーチンの方がはるかにポイント高かったです。
お酒も飲んだからかな
ひつまぶしの方は、こういう食べ方を教えてもらったって感じかな。
いえいえ、充分においしくいただきましたので、皆様も一度お試しされてはいかがでしょうか〜
今度名古屋へ行ったら、たぶんまた食べるんだろうな、ひつまぶし。

現実逃避−グルメ編その3

名古屋二日目
今日は昼過ぎには帰途につかなければいけない。
このまま帰るわけにはいかない二人であった。
我々には遣り残したことがある。
今日のお昼こそひつまぶしを食べるぞ!
今日は平日だし、早めに行って絶対、ぜったい、ぞえったぁい食べるのだ。
外は寒いし、昨日歩き回ってけっこう疲れたし、今日の午前はゆっくりとデパート見物でもすることに。
これはお昼のひつまぶしを逃さないための布石でもある。
そうそう、デパ地下も探検したいしね。


朝食はホテルで
その後喫茶店へ行く予定だったので、ここはフツーに和食。
前夜にホテルのすぐ近くに歴史のありそうな趣きのある喫茶店を見つけたので、そこへ行こうということに。
前夜はすでに閉じていたので
で、行ってみましたが…
夜みると趣があるような気がしたのですが、朝みるとあまりにも街並みになじんだ古び方がスゴすぎてヨソモノを排除しているような雰囲気、もしやハズレかも?みたいな予感もあり…結局、気が小さい二人はここを通過。
もしハズレの珈琲を飲まされたり、てんこ盛りのモーニングサービスを出されたりした場合、お口なおしに2軒目へ回るという気持ちや体力、経済力、時間の余裕がないので、ここは慎重にならざるを得ない。


とりあえずデパートの方へ向かってブラブラと歩く。
神戸で有名なとある珈琲店の支店が目に入った。
名古屋の喫茶店文化とは異なるものなのかもしれないけれど、珈琲自体はおいしそうな雰囲気もあり、正統派喫茶店でハズレなしと見てそこに入る。
やれやれ〜
珈琲飲みたい、飲みたいと思っていたけど、いろいろあって二日目にしてやっとありつけた珈琲でした。
中は壁もテーブルも椅子もチョコレート色したどっしりとした木製で、同様のチョコレート色の仕切りにかこまれたボックス席に座ると昔の汽車に乗ったような雰囲気。
T岡ではすでに喫茶店文化はすたれつつあるので、こういう店はなんだか懐かしい感じがする。
出された珈琲はフツウにおいしかった。ブレンド550円もしたけれど…
名古屋じゃ、これが相場ですかね?
神戸の相場なんですかね?
旅先ということも忘れ、思わずまったりとくつろいでしまい、さてデパートへデパートへ


デパート文化もT岡ではすでにすたれているので、都会のデパートはワクワクする。
私が好きなのは、食品、食器・台所用品、雑貨、文具などの売場。
婦人服飾などは店員さんに上から下までジロリと一瞥されるとなんだか落ち着かないので、なるべく近寄らないようにしている。
地下の食品売り場を3周ぐらい周り、何も買わないままに階上へ行く。
食品売り場は食べなくても、買わなくても、見てるだけで楽しい!
そういえば、試食コーナーはなかったような…これも不景気のせい?


台所用品のフロアではいたるところで割引セールをしていた。
おっ、ツヴィリング J.A. ヘンケルスの店も割引している。
ちょうどターナーが壊れてたので新しいのが欲しかったところ。
シンプルで頑健そうなターナーが割引されていたので、それを買うことに
しかし、ヘンケルスで刃物を買わないというのもなんだかバカみたいだし、いろいろ物色してチーズナイフも一緒に買う。
いつも愛用しているのはウェンガーのスナックナイフ
これは切れ味がよく、トマトやオレンジ、桃などにマコトに都合が良い。
チーズもOKなんだけど、この際チーズ専用があっても良いではないか。
ツレは鼻毛切りを手にとって興味深げに見ていたけれど、正札を見てあわてて棚に戻していた。


ツレがチェックしたいフロアも行ったり、けっこう活動的に探検する。
しかし、文具売場がないではないか!そういえば、本屋もない。
こんなデパートってあり?最近はそうなの?
あっち行き、こっち行き、ひつまぶしのことはすっかり忘れてデパート探検に没頭する二人。
こんなんで、ひつまぶしにありつけるのか…

上には上が…

名古屋へワイエス展を見に行った話を実家の母にしたら



ワイエスさんて、サンローランのこと?」



ん?
なんで?


ワイエス… YS…



おしいっ!
イヴ・サン=ローランはYSLですよ、お母様