地震があった、その1

日曜の朝、地震があった。「T山には地震は来ない」と、住人の多くが漠然と思っていたはず。にもかかわらず、やってきた。けっこう長く激しい揺れだった。本棚から物が落ちてくる。息子は2階でまだ寝てる。揺れがやんでから息子の部屋へ行ってみみると床にいろんなものが散乱している。「お兄ちゃん、お兄ちゃん、大丈夫?」しかし、床に散乱しているものは地震が来る前からのものらしい。外では独居老人の家を気遣ってか「大丈夫?」の声がする。テレビの速報を確かめようとしたけど、停電だ。娘は初めての模擬試験(某有名塾)にでかけて留守。試験会場は騒然としただろうなぁ。連れ合いは勤務。職場の建物は大丈夫だったんだろうか。停電はすぐに復旧。震源能登沖らしい。あれは震度5だったのか…


その後、買い物に行ったショッピングセンターの立体駐車場のあちこちに、コンクリートのクズがグズグズと落ちているのを発見。こっ、こわっ!なんともないんでしょうかね…


帰宅した娘に様子を訊ねると「ちょうど消しゴム使ってた時やったから、いやに揺れるなぁ〜って思ってね、そしたらなんかみんなザワザワして…」ん〜みんなザワザワしなかったら、気付かなかったんだろうか?「係りの人が『落ち着いてください、落ち着いてください』って言って、みんな机の下にもぐりこんだ」きっと、中学生よりその係りの人の方が落ち着いていなかったと思うよ。だって、試験中に地震が来るなんて想定していなかったんじゃないでしょうか。