引き続き開店報告


開店前の儀式パンカット


工房内では、開店までに25種類のパンを焼き上げるため必死の作業が続いている。焼く作業はI氏のだんどりで進んでいくけど、仕上がったパンの後処理が停止状態。この日のために、NPO会員である養護学校の母親が3人お手伝いで参加しているけれど、指示待ち状態。あれして、これして、と私が出す指示とI氏が私にする指示が錯綜するわ、テレビ局のカメラがはいってくるわで、すんごい雰囲気
テレビ局のカメラマンはあつかましい。本当は工房には入ってほしくなかったんだけど(食品を扱うわけだから)「どうしても」と言うので、「ではここから写してください。」と、ロッカールームの通路を指定してのにズカズカと中まで入り込んでくる。通常よりたくさんの人とパンが並んでいる雑然とした中にですよ!で、オーブンの真横まできて、熱い天板が出てくるのを待ち構えている。危ないことこのうえない。憤然とした表情のI氏。どうしてテレビカメラが来るとみんな、道を譲ってしまうのだろう。お手伝いのお母さんたちは、カメラマンの邪魔にならないように身を小さくして固まっている。こっちがアルジなんだから遠慮しなくていいんだよぉ〜。あちらさんの方が侵入者なんだよぉ〜。


そんなこととは、全く関係なくお店の前では粛々と開店セレモニーが挙行(というほどの内容でもないけど)画面左が噂のメイドルックのY口母娘。パンは前日I氏が作成。カットするのは理事1、T岡市手をつなぐ育成会会長K氏、地元選出のT山県議W氏(理事1の同級生)。私はシナリオは知っていたけど缶詰状態。後で写真で確認しただけ…


店頭の扉が開け放たれ「いらっしゃいませ!」の声がする。ガラス越しにチラリと様子を確認。ご近所のお年寄りや、おばちゃん、といった感じのお客さんが多い。天気もいいし、駐車場もない路地だから予想通り。ちなみに店頭に3台の駐車スペースがあるけれど、その場所でパンカットをしましたので…とほほ


う〜む、こんなにパンを焼いて大丈夫なのかなぁ〜、そんなにお客さん来るのかなぁ〜
と、この時点では呑気な店長(兼事務局長)でありました。