立場かわれば

いったいどうなるんでしょう、厚生労働大臣は?(って、ネタ古すぎか…)
この1件がニュースとして流れ始めた時に、ひんしゅく一家でかわされた会話

妻「ねぇ、知っとる?…産む機械…って…」
夫・息子「知っとるし!(怒」
注)この怒りは大臣の発言に対してではなく、トクトクとして話し出したワタクシに向けてのものである。
妻「ばっかやよねぇ、こんなコト言って…」
夫「そぉかぁ〜、世の中少し騒ぎすぎじゃないか?このぐらいのこと、言ったって別に…」


ガ〜ン!!!
永年連れ添った夫婦でも、お互い判らないことってあるもんです。アンタの認識はそぉだったんですかぁ〜
世の中には3通りの男性がいることを悟る。ひとつはこういうことは決して言わないし、誰かが言ったらすぐさま「その発言はどぅよ!」と、思う男性。
そしてひとつは、こういうことを平気な顔でじゃんじゃん言うガハハ親父。そして、その中間層であるひんしゅく夫。自分の口からは決してそのようなことは言わないけれど、ガハハ親父の存在を容認している。
「女性を傷付けて申し訳ない」みたいなトンチンカンな謝罪を聞いたり、こういうひんしゅく夫に本音を聞いたりするにつけ、やっぱり判り合えないものはあるんだな〜と、寂しいような悲しいような気がするひんしゅく妻でありました。


で、立場かわればでありますが、もっともな意見はこことかにある通りであります。私の思うことは、もっぱら我が身に振り返ってのことなのですが、ズバリ障がい者に対してのこと。
我がNPOの理事2は若干人相が悪いが、口はもっと悪い。自分の子どもが障がい児なので遠慮なくズバズバものごとを言う。「あいつらは〜」とか「もっと使ってやれ〜」とか、聞いててドキドキすような言いようであります。でもそれはそれでズバリ現場の真実を突いた言葉であったりもする。でも、だからといってそれをそのままその言い方で私がヨソで言ってもいいかというと別問題。そこはソレ立場の違いなのであります。


私はマネージメントをしているという立場上、現在は実際に障がい者接触することよりも、関係機関へ行ったり、書類作成をしたりすることが多い。なので机上で「重度知的障害者」とかいう言葉を無機質に使っている。私の執り行っている作業においては、障害の程度がとっても重要な意味を持つことが多い。障がい者本人の人間性や尊厳とかいったことよりも専門機関が下した「判定」だけに振り回されている。これはこれで、今の私の立場でもあるわけで…
最近、なんか自分でも行き過ぎてるなぁ〜と思うことがたびたびある。原因は実際にいろんな人と接する機会が乏しいということ。やはり現場は大事だ!早く、次なる段階へ進まねば!


大臣の先生方も現場をおなざりにしてはいかんよぉ〜と、おばさんは強く思うのでありました。