働く女性にトイレの悩みはつきものなのか?

20年近く前に、出張で訪れた某石油会社の巨大製油所。広い敷地の中にいくつもタンクがあってゴジラガメラが出てきそうなところだった。奥へ行けば行くほど(海に近づけば近づくほど)〝男の職場〟となる。私の目的地は船の入出荷をコントロールする、まさしく製油所の最前線で行ってみたら女性のカゲは全く無し。さらに、そこの汚いビルのクッキリと赤い女性マークが掲げられたトイレに入ろうとしたら、アラ!ビックリ!中から出てきたのは、ヘルメットを被って安全靴をはいたオジサンだった〜
施設としてはちゃんと男子トイレ女子トイレが別々に存在していたのだが、現実問題として女性がいないのでオジサンたちが使いたい放題だったんですな…そんなところに仕事で行った若き日の私っていったい…


大変うろたえた私の様子を見てオジサンは「見張ってますからどうぞ!」とのこと。いいヒトやぁ〜


その外資系石油会社の東京某所にある本社は、とってもスマートな雰囲気だっただけにギャップが大きいのであった。お昼に出してくれた食事もカツ丼+うどんというオヤジモードな内容と分量。残すと負けなような気がして、猛スピードでたいらげる若き日の私って…


今まで女性の存在しなかったところに女性が進出して行くっていうことは、いろんなことがあるものですなぁ…と、振り返ってみてしみじみ…


私にとっては、id:discourさんが言うところの、女性に対する差別的構造や差別的秩序は、大きな問題ではない。id:yamtomさんが言うように見ないようにしているだけなのかもしれない。ただ自分が体験してきたことの中には、自分は差別されているという実感はない。不都合なことはあったかもしれないけれど、その時その時で周りが対応してくれたり、自分が工夫するなり割り切るなりして今までやってきた。社会全体からすればささいなことばかりかもしれないけれど、私は私のやり方で自分の実績(ささいでありますが)を築いてきた自信がある。これはこれで自分の問題を社会につなげていると思うのですがいかがでしょうか…
■ここんところ2006/07/13のdiscourさんから投げられた疑問をご参照ください!


ん〜なんか、エントリーとオチがつながってなくって済みません。
きのうに引き続きトイレネタで始めたところ、おもわぬところにいっちゃいました〜