現実逃避−グルメ編 その1

名古屋は去年の春に姪の結婚式で行ったのが初めて
前回は目的が結婚式だったので、名古屋名物を食す機会は逃してしまい、今回は2回目と言ってもほとんど初めてのようなもの


さてどこの店へ行き、何を食すか?
これはツレの職場に出入りしている名古屋の業者さんからの情報に基づき、ふたつのお店に行くことに
地元の人の情報はガイドブックよりも確かなはず。
しかも、ツレが出張に行ったときにすでにお試し済み。
「ぜひ、これは妻にも食べさせたい!」
と、彼が思ったかどうかは不明だが新しいものを開拓する勇気がないことだけは確か。


まずは、「あつた蓬莱軒」でひつまぶし
観光客らしくお手軽にデパートの出店ですませることに。
「混んでるんじゃないの?」と言ったけど「客席のキャパはけっこうあるし、早めに行けば大丈夫じゃないかな?」ということで、家を8時半に出立して11時過ぎには名古屋入り、あつた蓬莱軒へ直行という計画に。
で、その後美術館をふたつまわり、あいまにガイドブックに出ていた喫茶店を偵察し、夜は「鳥銀」で名古屋コーチンを堪能する。
ふふふ、いつにない完璧な計画であった。
旅立ちの朝食の時点ですでに「ひつまぶしに備えて、あまり食べるな!」とまで言われたワタシ
途中、みたらし団子や五平餅の誘惑にも負けず、一路名古屋へ!


しかし!と言うべきか、やっぱり!と言うべきか
天候だけは計画に味方してくれず、高速に乗るも雪のためみなノロノロ運転
T山を出て岐阜の山間に入りだんだん雪深くなり、トンネルを54個もくぐって、予定よりも1時間オーバーとなってしまった。
名古屋へ着くと同じ日本国内とは思えないほど道はカラカラ、ハラぺこぺこ
おめあてのデパートへ行くも、北館本館南館とありイナカもんは右往左往
エレベーターに乗るも目的の階には簡単に行けないし…
とかなんとかモタモタやってると「ん〜、これはダメかも、食べれないかも」といういやぁな予感がむくむくと
だってねぇ、ミソつきまくりだもんね、名古屋なだけに
で、やっとあつた蓬莱軒のあるフロアへ到着することすでに12時40分
ぎょぎょぎょ、フロアにはぐるぐると100人近くの人が渦巻き状に列をなしている。ここが最後ですのプラカードまである。(確かあったはず。)
考えてみれば世の中連休だもんね。甘かった…
イナカもんは行列には慣れていないおまけに絶食(!?)でここまで来たのだ、もうガマンできない。
美術館も2箇所まわらなきゃいけないしぃ〜


つぅことでここはひとまず退散して、階を下ってお手ごろなお店へ入りお手ごろな昼食をすませる。むむむ、残念。
二人ともなんとなく悔しい気持ちはあったけど、それを口に出すとなおいっそう悔しさが増しそうなので「別にひつまぶしなんかどうでもいいけんねぇ〜」みたいなスマシタ顔して美術館へ移動。


美術館の目的は達成し、ホテルにチェックインし小休憩。
夜こそは、夜こそは、名古屋コーチンでイッパイやるのだ!


グルメ編は1回じゃすまなさそうね…
しかも、ここまで来て全然グルメな話になってないし、とほほ


ひつまぶしはこちら、あつた蓬莱軒
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