そう言えばワタシも…

河野美代子先生のブログではまだまだ「家庭での性教育」シリーズは続いている。


私の方はこのところ毎日のように娘ネタが続いておりますが、ふと自分のことを思いだした。
自分も母親にとんでもないことを聞いたことを思い出したのだ。


そのとき私は外から帰ってきて「ただいまぁ〜」と言った直後。
母は台所で夕食の支度をしていた。
まな板で野菜を刻んでいる母のそばにたち
「ねぇ、お母さん!マラって何ケ?」
娘が私に「コンドームちゃ何ケ?」と訊ねたときとシチェーションは似ているが、私はそのときもう高校生。娘が小一だったことを思えば、なんだか情けないよ〜


で、母はそのとき包丁の手を止め、きっとした顔で空をにらみ
「マラちゃねぇ、大事なもんや」
と一言。


「ん?」
「それは仏教用語で、男の人の大事なもんのことをそう言うが。
 軽々しく口にしたら、バチがあたる」


なんだか、荘厳な雰囲気の回答でそれ以上の突っ込みはできなかった。
それも今となっては、なんだか情けないというか悔しいというか…
しかし私は、いったい誰と会ってどんな会話をして帰ってきたのか、どうして帰るなり母にそんな質問をしたのか、そこのところはちっとも覚えていないのですわ