[ひんしゅく一家]娘、中学卒業そして県立高校合格

やれやれ〜


思いっきりやれやれですわ


おととしの暮れにNPO稼業に転向したとき
「Nちゃん、来年は高校受験やろ。そんなことして大丈夫?」
と、何人かの人から言われていた。
「ん〜、受けるのは本人やし。大丈夫やろ」
と、口では言ってみたものの、パン屋開店以来ほとんど家のことはほったらかしで、連れ合いからはいつ離婚を言い出されても不思議ではないような状況


まぁしかし、ウチの場合は母親である私が毎日べったり家にいて娘のことを管理監督しているよりは、家を空けてるぐらいがちょうどよかったようで、娘はぐれることもなく無事中学卒業、高校も我が家から徒歩3分の県立高校に合格。よかったよかった。
冗談のような話だけど、その高校と自宅とは同じ町内なのであった。さらに言えば、連れ合いの勤務先はその高校の真向かいでやっぱり同じ町内。ついでにパン屋も同じ町内だったらよかったんだけどね、違うんですわ


発表の日、パン屋で合格の連絡をもらった時は嬉しいというよりも、正直ホッとした気持ちが大きかった。なんとなく、不合格だったら自分の責任のような気がして…
そういう母親の気持ちを知っているように、その夜、娘の言った言葉は


お母さん、よかったね。私、合格しとって
もしダメやったら、お母さん、うんと肩身せまい思いせんなんとこやったよ


う〜ん、全くその通りなだけになんとも返事しようがない
親によけいな手間ヒマかけさせない立派な娘だと思うこともあるけど、こういう言葉をしゃあしゃあと言うから、小憎らしいんだよね


ここ2日ほどは、あんなに勉強していたのが嘘のようにダレまくって、干物女になっている娘である。