合格茶

中3の娘が某進学塾の高校入試模擬試験を受けてきた。
そしてその会場でお土産に「合格茶」なるものをもらってきた。
なんの変哲もない缶入りのお茶に「合格茶」と書かれたシールが貼ってあるだけのものである。シールにはその他に効能やら注意やら書いてあり「お祓い済」の文字もある。さらに多分これはT山バージョンなのだと思うけど「合格茶」の文字の横に「受かっちゃ」と書かれている。まぁ、これはT山弁で「受かるさ」と言った程度のことでお愛嬌かな。


ワタシはふと


「ねぇ、このお祓い済ってこのシールにお祓いしたってことかなぁ…それともこの缶をお祓いしたのかなぁ…シールだったらかさ張らないけど、缶だったら全部お祓いするの大変だよねぇ」


と娘に言ってみた。
しかし、娘の考えていることはさらに上手だった。


「それよかさ、この『お祓い済』っていう字はいつ印刷したんかねぇ…まだお祓いしてないのに最初っから『お祓い済』って印刷したんかなぁ。でもお祓いしてから印刷したんだったら、『お祓い済』って印刷するまでに空白の期間があるよね」


う”う”う”っ
メンドウなことを考えるでない!