母校のゼミ講師を引き受けた−その2−

その2、と言っても2回目のゼミの報告ではない。
その1でちょこっとコメントいただいたので世古カードの続き


高校1年生の女生徒10人が集まったわけだが、たぶん彼女たちの母親と私は同世代。そんな彼女たちの母親のことも尋ねてみた。
するとほとんどの母親がフルタイムで働いていることが判明。
いやぁ〜驚きました。パートが多いのかなぁと勝手に思っていたので…
確かT山県は全国的に見て共働き家庭が多いということをおぼろげに思い出す。


あと障がい者との関わりについて
家族や近親者に障がい者がいる人が一人
ただし、突っ込んでは聞かなかったのでどういう種類のどの程度の障がいなのかはわからない。
障がい者の友だちを持っている人は一人もいなかったけど、ほとんどの人が今までの学校での体験学習などで障がい者と接した経験がある。
一人の生徒はおばあちゃんが施設でボランティアをしている、ということで小学生の頃からよくいっしょに行っていると話してくれた。
印象としては今どきの高校生は、日常的に障がい者と接する機会は希薄だが、強制的であったとしても最低1回は接したことがある…という感じ。自分の小中学校の頃といえば、同じクラスに障がい児がいた覚えはなく、そのころ「特殊学級」と呼ばれていたクラスに何人かの知的障がい児がいたような記憶が。そしてその教室は自分のいた教室とは遠く離れたところに位置し、決して訪ねていくような場所でもなかった。
またボランティアという言葉もその頃は聞いたことがなく、学校でそういう体験もなかった。
などなど考えると、自分が子どもの時よりもこの高校生たちの方が障がい者と関わる機会がたくさんあった、ということになる。だからどうだ…というわけではないが。