時が解決してくれるのかな…

あまりよく考えもせず、前職をやめNPO専従の身となってしまった。
仕事をやめる前に、近しい人たちに「実はワタシ…」と打ち明け話をすると、みな一様に死んでいく人を見るような目でワタシを見る。そのマナザシはやめて!と思っていたけど、今まさにアヘアヘ状態で死んでしまった方がラクかも〜みたいな状況になりつつある。
2月も3月も「これを乗り越えれば」「これを乗り越えれば」と思ってやってきたけど、一向にドタバタはおさまらない。むしろ加速してジェットコースターのようにぐるぐるとすごいスピードでドツボにはまっていってくような感じ。
肉体的にも疲弊してきたし、家庭にもシワ寄せが。その日のことも片付かないうちに、翌日がやってきて目の前につきつけられたことだけを必死にやっつけていっている。
やっつけてもやっつけても、たまっていく仕事の方が多い。どこか南の島へ行ってぼんやりとしていたいよぉ〜


この感じは前にも何度か味わった。前職で工数オーバーのプロジェクトのリーダーをやっていたときと同じだ。残業をしても、休日出勤をしてもいっこうに仕事ははかどらない。徹夜をして、明け方コンビニで家族の朝食用おにぎりを買って帰る。家の中をとりあえず片付けて2時間ばかし仮眠してまた会社へ行く。あの頃の感じとまったく同じだ。あの時もやっぱり、どこか南の島へ行きたいと思っていた。


あの後ワタシは正社員を離脱して契約社員としてチャランポランと仕事をしてきたのだ。でもあまりのチャランポランぶりに自分でもイヤケをさしてこっちの道を選んでしまった。連れ合いには「自分で選んだんだろぉ」と冷ややかに言われる。そう、確かに全部自分で決めたことなんだ。でも…

工数オーバーのプロジェクトであっても必ず納期はあり、たとえ赤字になろうとも必ず終結は訪れた。工期の間はあんなに辛くてしんどかったのに終わりがくるとあっけない。何事もなかったかのように、また別のプロジェクトが立ち上がり私はそこのメンバーになる。しかし、今の状態はどうなんだろう。この状態に終結はあるんだろうか。いつか全てのことがしっくりと納まり、見通しもたち、穏やかに日常を過ごせる日がくるのだろうか。それとも誰かが笛を吹きゲームオーバーを告げてくれるのだろうか。このドタバタの先に明るい未来が待っていることを信じて、とりあえず明日もがんばってみるよりしょうがない…