できないことは、先延ばししよう!

2月12日から雇用が発生している、我がNPOであります。20日〆なので給与計算をしなければいけません。給与計算もさることながら、労災保険のために事業所登録をしなければいけないのであります。労働基準監督署へ説明資料と記入用紙各種をスーパーアシストのY口さんに取りに行ってもらったはいいが、なかなか作業に着手できない。「雇用発生の翌日から起算して10日以内」というわかりにくい日は、昨日なのか今日なのか?とにかく、もうアトがないよ〜今日中に書類整えて持っていかなきゃ〜と、ジタバタするも、あいかわらず雑用と来客多く時間がどんどん経過する。


午前中には書類完成の予定だったのに、午後になってもできてない。そして夕方が近づいてるのに、まだダメ。もう、やんなっちゃったよぉ〜細かい字で書かれている説明資料を解読している横で、瑣末なことをいろんな人にイチイチ質問されたり、相談されたりしてだんだんイラついてきますわ。


とその時、救世主登場!じゃじゃ〜ん!先輩NPOのO川さんがとっぽい顔で今日も様子見に来てくれました。(とっぽい顔は余計じゃ)こちらのNPOは私の自宅と同じ町内にあるのよね〜(T岡はせまい)
「何しとんがけ!?えっ?労基?自分でするが?そりゃ、あんた大変やわいね、ちょっとまたれ…」(携帯を取り出し)「あ、もしもしアタシアタシ、ちょっと教えてほしいことあるけど、今どこにおんがいね、えっ?社会保険事務所?(これまた自宅の近所だ)用事終わったら来てくれる?ん〜(場所の説明しようとして挫折)今からそこへ、迎えにいくちゃ!」


ん!?誰と話してんの?


「ウチの面倒見てもらってる社会保険労務士。今ここ連れてくっちゃ!」


へっ!いいがけ?いいがけ?
いいちゃ、いいちゃ、とO川さんはピューと社会保険事務所へ。
な〜んだ、なんだか気が抜けちゃったよ。もう、今日はジタバタするのはやぁめた。
O川さんが連れてきた人は本当に社会保険労務士だった。私の質問にイチイチ丁寧に答えてくれて、さらに私が質問を重ね…ということを繰り返し…結果、お互いとっても時間を無駄にすごしていることに気付き…


「すみません、やっぱり私じゃムリです。時間もなくって…(すごすご)これ、お願いできますか?」
「ん〜やれって言うならやりますよ。(説明するより、その方がラクだわな)必要書類を連絡しますからそれだけ揃えてください。あとは、こっちで全部しときます」


きゃっほぉ〜っ!ホント!?ホントよね!?
い、い、いくらお支払いすればいいのでしょうか?必要経費だもん、しょうがないよね。
なんか、よさげな労務士さんだし、法外な金額も請求しないでしょう。と、勝手に…
O川さんは「ウチはちゃんと、経費支払ってるわよ」と言うので「じゃ、O川さんとこのついでにお願いします!」と、あつかましくも…


労務士さんは、その後も予定があるらしく、そそくさと次の現場へ向かわれました。
費用はいくらかかるのか?多少不安は残るものの、なんかラクぅ〜な気分になりました。
最初から、こうしときゃよかったのよね。

「あ〜よかった!困ってる時って、かならず誰かが助けてくれるもんやね。これからは、できんことは無理せんと、ずるずる先延ばしするわ。そしたら、ちゃあんと出来る人が現れてやってくれるもんやね!」と、私のポジティブシンキングな発言に対しスーパーアシストY口さんは「ダメ!やらんなんことは、やらんといかんちゃ!」と、厳しいお言葉でありました。 (^^;