T岡市役所地下食堂事業者募集に応募しました!

T岡市では、来年4月より職員と一般市民の食堂(いわゆる社員食堂で)を外部委託することにし、このたび公募がなされました。
募集要項
http://www.city.takaoka.toyama.jp/somu/0312/kosei/shokudou.pdf


12月8日金曜日が応募締め切りでしたが、我々NPO法人えいぶるも無事締め切り前に応募書類を提出することができました。
食堂の規模は客席100余りで、庁内弁当のデリバリーも含め1日250食あまりの営業。
社員食堂なのでお昼に一極集中の忙しい職場となりそうです。
えいぶるでは、知的障がい者の雇用促進を目的に掲げているので、ここの仕事が受託できればもちろん知的障がい者も雇用し、ふさわしい仕事を割り当てる旨をしっかり提案書に盛り込んでおきました。


と、ここまで読んだあなた、とっても心配になりませんでしたか?
「そんな〜、立ち上げたばっかの素人集団のNPOが、そんなガチな社員食堂の運営なんかできんのぉ〜?」
ごもっともなご指摘でございます。私たちではとうてい無理!学校祭のバザーじゃないんだからね。(それなら、慣れてる…)ありがたいことに、プロの給食業者さんがパートナー企業として名乗りを上げてくださったのです。ほんの10日前に「そういうことなら、ぜひ参入しよう!」と決定し、それから急遽、市役所に問い合わせたり、給食業者と連携方法の確認をしたりとてんてこ舞い。


最終的にこのように決まりました!
・運営の主体はNPOとし、マネージメントと障がい者雇用のコーディネイトをする。
・企業はノウハウや有資格の人材を提供する。
・運営を軌道にのせた後は、徐々に業務内容をNPOにシフトして将来的には1本立ちできるようにする。
…て、口で言うのは簡単だけど〜


市役所への事前問い合わせでは、まさかNPOの応募があるとは予想してなかったようで(ワタシも予想していなかった)担当者は最初は驚かれましたが、こちらの説明を聞いたうえで
「そういう新しい形の提案は歓迎する」
社会福祉の面においても貴重な試み」
と、好意的な返事をもらえました。


ただし、実績がないというのが、甚だ不安材料であるようでした。そりゃそうだわな。知的障がい者を使う、というだけで「大丈夫なの?」と思う市民も多いうえに、「初めてなんです」ぢゃね。でもね、思うんだけど誰しも最初は「初めて」なんだよ。その「初めての」ことを試みるのに、行政のみなさんは懐大きくして自分とこの食堂を提供してくれたっていいんじゃないんですか?ってね。


もちろん
障がい者が働く場なんだから、当然ウチを選んでくれるよね!」とか、
障がい者がやってることだから、多少の失敗は許してね!」とか、
甘いことを言ってる訳ではありません。
(ん〜、でもお互い慣れるまではいろいろあるかもね、とちょっと弱気)
ただ、逆に
障がい者にやらせて大丈夫なのか?」とか
「実績のないNPOにまかすのはどうよ〜」とか
ネガティブな発想に走らないでほしぃぃぃぃぃぃぃぃぃ〜!!!


って、ことであります。
とりあえず、報告はここまで