中学校にN響弦楽五重奏が来たよ!

10月27日(金)T山県T岡文化ホールで下記コンサートがありました。

N響ソロ・コンサートマスター堀正文率いる〜N響室内合奏団
 19:00〜21:00 大ホール 一般4,500円 学生1,500円 会員2,000円
 主催:富山県高岡文化ホール・音楽友の会 
 内容:高岡市出身で、N響ソロ・コンサートマスターの「堀正文」率いる、
 日本が誇る世界レベルの室内合奏団による演奏会。

ちなみに、「T山県T岡文化ホール」というご丁寧でダサい名称は、このホールが県立の施設のためT山県という名を冠しなくてはならないという県と、T岡をつけないとイカンという市の両方の言い分を立てたためらしい…ワケわからん、というか、わかりやすすぎるか


それはともかく、翌日の土曜日28日に娘の中学校で出前演奏会(県から助成されているらしい)が開かれたので私も行ってきた。K中学は堀氏の出身校なのである。しかも、文化ホールは校区にあるという地の利のよさもある。出前演奏の方は、弦楽五重奏でモーツアルト愛ね・暗いね・名は富むジーアイネ・クライネ・ナハトムジークに始まる4曲。最後に校歌を演奏してもらいみんなで歌った。で、花束、お礼の言葉などが生徒より贈られアンコールを1曲やっておしまい。


連れ合いは「室内楽を体育館でやってもなぁ〜」(←こわくさい)と言ってたけど、クラシックのコンサートなどに縁遠い田舎の中学生には十分です!タダなんだし!(←せこい)おどろいたのは生徒の行儀のいいこと。ワタシは開演間近にバタバタと走って体育館に入っていったんだけど、静まり返っていてとっても目だってしまった。まるで卒業式のような静かさ…で、音楽家のみなさん入場されてご挨拶。堀氏もあまりの静けさにマジでビビッておられました。なんか、あれは不自然な静かさであった。生徒自身が主体的(?)に静かにコンサートの始まるのをココロ待ちにしているというよりは、行き届いた管理教育の成果の現れのようで、薄気味悪さもちょっぴり感じた。コンサート自体はよかったんだけど、最後の生徒のお礼の言葉も上手すぎる。かわいい声でスラスラと、棒読みでもないし、たぶん事前に書いて練習して覚えてきた内容なのではないか?とても、今音楽を聴いて、今感じた内容というわけでもなさそうだし、それにしては「感動しました」などといってるし…おばさんは勘ぐりすぎなんだろうか…いや、しかし…


わたしゃいったい何を言いたいんだかぁ、よくわからなくなってきたけど、とにかくただ行儀がよければそれでいいのかぁ〜ん〜???