50代女性、代理出産

まずはビックリしました。50代で妊娠(人工だけど妊娠って言うんですよね?)出産に耐えたっていうことに…
これに関してはKodakanaさんのところに、いろいろな記事へのリンクが張られています。
次にビックリしたのは、「祖母が孫を産む→家族関係が極めて複雑になる→議論が必要」という指摘があること。代理母が高齢であることのリスクはおいといて「祖母が孫を産む」ということは、「家族関係が複雑になる」ということなんだろうか?ワタシは読んですぐに「なんて合理的な!」と感心したんですが、この感心は間違っているのか?(新聞の論調からすると間違っているような気配)代理母というのは大変な仕事ですよ(たぶん)。よそさんのお子を自分の胎内で育てて出産するわけですからね。無事、産まれるまでの責任は重いでしょうし、そうやって産まれたあと手放すのが惜しくなるかもしれないし…。他人であるのに代理母を引き受けるという方の気持ちを、正直理解できません。報酬があるのなら、プロに徹して妊娠中の自己管理も完璧にできるかもしれないけど、無報酬となるともっとわからん。
他の国内事例にあがっていた、代理母が母親の姉妹とか父親の姉妹というのは母の母よりも(ややこしい)もっと「家族関係が複雑」になるような気がするのは、ワタシだけなのかな。生まれた子どもの気持ちとかはどうなる?というハナシもありましたが精子卵子は両親のものなんだから子どもも別に悩まないと思うんだけど。全然知らない人が代理出産してくれたのよりかは、ずっとわかりやすいわけだし…
とか、なんとかドライに割り切れるのは、ワタシが「女を産む道具」として観ているということなのだろうか…?「祖母が孫を生む代理出産」の是非よりも、簡単に「それは合理的だ!」と思った自分はヘンなのかな〜ということの方が、よっぽど気になっております。
たぶん、この祖母の立場が自分だったら、「お母さん、代わりに産んであげっちゃ!はっはっは!」と娘に言いそうな気がするよ。