日本社会は女性に寛容?

Kodakanaのカミクズヒロイ[クリップ]2006年10月4日のヒトとナリ

日経ベンチャー経営者倶楽部に『「男性に厳しく、女性に寛容な日本社会」という外国人女性起業家の見方』という記事が載っている。
というのが載っている。(ちょっと、パクリ方を変えてみました!)


実は、ワタシもずっ〜〜っとそう思っていました。
まぁ、ワタシは企業家でもなんでもなくって25年ほど前からプログラマーシステムエンジニアという職業に就いているわけですが(…と、これを言うのは恥ずかしい。まぁ、開発システムもいろいろわるわけですから…むにゃむにゃ)女性だということでイヤな目にあったことはありません。20代で初対面の客先に打ち合わせに行く時は、「若い」プラス「女性」ということで舐められるのではないか…という心配はいつもあったけど。実際に打ち合わせに行くと相手はたいてい40〜50代の男性で、その都度違う業種であることがほとんど。つまり、その人が専門にしている仕事のイロハをほとんど知らない状態で乗り込み、打ち合わせの場でいろいろ聞き取って最適なシステムを作る必要があるわけです。だから、「なんでこんな女のコに、ウチの会社の洗いざらいを話さにゃいかんわけ?」と相手に思われたらもうダメ。ダメダメなのよ、信頼関係も築けず仕事にも何にもならないわけで…


でも、予想に反してたいていの相手は偏見なくハラを割って話をしてくれた。むしろ「女性なのにこういう仕事についている。(当時は目新しかった)優秀なヒトに違いない!」と勝手にカンチガイしてくれるので、いいスタートが切れる→お互いの話がスムーズにいききする→コミュニケーションが良好になる→信頼関係が成立する→お互いの話がスムーズに…、といった好循環が生まれる。まぁこれもある意味、偏見といえば偏見なのかも


とにかく仕事をするうえで、女であることでワリを喰ったことは、あまりない。どっちかというと、丁重に扱われたりして(打ち合わせに行くとケーキを用意してあったり)そういう都合のいいことには簡単に甘んじる自分であった。問題は結婚して子どもを産んだそのアトだ。仕事以外のことでワリを喰うことがだんだんと増えてきて、そこから逃れることはとうていムリ、というツボに入り込んでしまったのだった。


今日はこの辺で…