結局、お金か…

きのう24日のフジテレビのスタメン(爆笑問題と阿川さんのアレです)で、出生率が上がってきていることを取り上げていた。まともに見ていなかったのでイイカゲンですが、その原因は経済が上向きになってきていることを鋭くキャッチして出産を決意した女性が増えているのでは?と、分析していた。(他にも原因はあげられていたけど…)
要するに、今まで子どもを生みたくても経済的な要因であきらめていたカップルがかなりいるらしい。結婚も同様で、付き合っている彼がぶっちゃけ無職だったら、なかなか結婚できないわな…
まぁ、経済状況がよくなり出生率があがるのなら明るい話ではあるが、男性の稼ぎがよくなった結果、「ぢゃ働かなくてもいいのよね」となる女性が増えてくるとすると、なんだかとほほな感じであります。
今までアクセクしてきた自分がまるでバカみたいではないか!
なぜ、女性は働くのか?働きたいのか?という問題は、ややこしそうなのでおいといて(おいとくんかい!)

今日、会社で配付された健康保険組合の情報冊子によると、10月から少子高齢化対策が実施されるそうであります。
ひとつは出産育児一時金の法定給付額が1児につき5万円増
かわって、埋葬料の法定給付額が本人は31万円(!)、被扶養家族は5万円の減額。
31万減額っていうのはスゴいけど、これもおいといて

出産・育児となると、良くも悪くも母親の状況は激変するものであります。1人目を産んで学習した人なら、2人めにとりかかるときはいろいろ熟考されるでしょう。(ワタシだって考えた!)この場合、社会の仕組みや経済的後押し、支援はかなり効果があります。具体的になにかが変わらなくても、社会全体の経済状況が上向きに転ずれば出生率が上がるのはしごく当たり前のことかも。
ワタシの場合、2人めに踏み切ったポイントは育児休業法の施行です。(古いね)
1人目の育児にかなりキュウキュウしていたので、2人目との間があくばかり。トシもとっていくし次はどうする?と悶々としていたところ、福音が。で、ソク妊娠、施行の翌月出産ということに。

今では「子の看護休暇制度」というのも、あるんですな。ここ見て初めて知った。


いくら制度があっても、実際にそれを使えない状況の女性もたくさんいるだろうけど、とりあえず制度は作って、一人でもその制度を利用していかないと世の中は前に進まない。そして次は、いかにして全ての母親が自分たちのために作られた制度を有効活用していくかという道に進むべきだよね。
父親の方も、どんどん活用してほしいぞ、育児休業

なんか、ハナシずれちゃったけど、子どもを生む決意をさせる要因として、お金はとっても重要ということを、言いたかったのだ。とほほ
育児休業給付も当然あってしかるべき。ワタシの時はそれがなかった。給与の支給は全額ストップだし、社会保険料は全額本人負担だし…と、お金がでていくことばっかりだったけど、それでも2人目はほしかった。育児休業法施行がきっかけで子どもを産んだ人はワタシの他にも入ると思う。そして、育児休業給付金の支給により「それならワタシも」と思った人はいるにちがいない。お金のために子どもを産むわけではないけれど、子どもを生み育てていくうえでの経済的負担というものは確かに大きいものであります。確実に一時的に働けなくなるという事に加え、育児にかかる費用。


やっぱ、お金って大事だわ。
個人的には三世代同居の推進・支援よりも大事と思う。
世の中、孫の子守りが好きなジジババばかりじゃないのだ。