県立高教諭が個人情報入りメモリー盗難

YOMIURI ONLAINE   http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news002.htm

自宅で仕事をするためにデータ入りのUSBメモリーを持ち帰り、マーケットでバッグごと置き引きにあったらしい。なんか、ありがちな話。ここには書いてないですが、ラジオ・テレビでは40代女性教諭と報道していた。自分もやりそうでギクっとした。(注!教諭ではありませんが…)

この女性の場合、どういう事情があったかわからないが、我が身に置き換えてみると、簡単に状況説明ができる。「翌日の仕事の準備」なのだから残業して学校の中でやればよかったのだ→いやいや、いつまでも残業しているわけにはいかんのです。とりあえず夕刻になったら、マーケットで買い物して家族のために夕食を作らなくちゃいけないのです。夕食も終え、片付けもすみ、その後で仕事の続きにとりかかるのです。でも、また学校にもどるわけにはいかんのです。だから、家で仕事ができるようにUSBメモリーを持ち帰るのです。仕事の成果は、またこのUSBメモリーに入れて明日、学校へ持っていくのです。


と、こんなあんばい。実際、私も今まで何度もこれに近いことはした。仕事の資料を持ち帰り、深夜に見積書や仕様書を作成することは、よくあった。(特に子どもの小さい頃には)私の場合、個人情報を扱うことはなかったので、その点だけは違うけど。子どもが病気で休む時なども同様。仕事のスケジュールが詰まっている時は、仕事を持ち帰って家でやってた。職場で残業なり、休日出勤なりをした場合には超過勤務手当てがつくけど、家でやっても何も手当てはつかない、という点が不満であった。けど、やらないわけにはいかない。そうやって消化しなければいけない仕事というものはある。


この女性教諭の場合、確かに不注意であった。こういう事故があるから、個人情報の持ち出しは禁止されているのだろう。でも、禁止をおかしても家に持ち帰らないと消化できない仕事があったのだと思う。
子どもが幼かった頃、納期のタイトな仕事があって、定時でいったん帰り、食事の後また会社へもどって仕事、ということを何度かやった。その頃は、今ほどPCが普及していなかったせいもあり、どうしても会社でないと仕事ができなかったのだ。そして、いっつも思ったのは「どこでもドアがあればいいのに…」
今はPCが普及しNETにつなげば家も会社もそんなに違いはないかもしれない。でも個人情報を扱って仕事をする人たちはいまだに「どこでもドアがあればいいのに…」と、思って残業してるんだろうね。