女子トイレ問題に関する声明

女子トイレ問題で盛り上がっておりましたが、どうもワタシの思ってたこととずれていってしまったキライがある。で、再度!


ワタシの職場には女子トイレが少ないという問題があるわけですが、それに対してフェミニストの学者さん方から「女性差別」だという声があがりました。そして調子に乗る行動する女(ワタシのことよ!)に対し、声明文を出して戦え!主張せよ、と助言されるのです。
う〜む。しかしそれは職場の問題というよりは「ビル」の問題であると、ワタシは理解していた。というのは、ここは自社ビルではなく間借である。で、そのビルはS建設の持ちビルでビルの名前も社名を冠したものである。当然、設計施工はS建設。つまり、S建設の常識とセンスの結晶(というと、大げさか…)なのであります。かしこいアナタはもうおわかりと思いますが、ワタシが糾弾したいのはどっちかというとS建設様のセンスです。御社におかれましては従業員の男女比率はたぶん□:△ぐらいだと予測しますが、世の中そんなもんじゃないのです。人口においては女性の方が多いわけですし、今後男女協同参画がいっそう進んでいくと、職場においても限りなく○:○に近付いていくことと思われます。ましてや共働きの多いこのT岡市においては、たった今この現在すでに働く女性は多いんだぞぉ〜!(血管きれそっ)
だから設計する際にはね、一見すると左右対称に男子トイレと女子トイレを配置したように見えても、よく見ると女子トイレは男子トイレの半分のスペースであとの半分には湯沸し室を設置する、というようなことは今後やめませう。


ワタシの戦略(そんなのあったのか!)としては、女性があらゆる場へ進出していく際におこるであろう様々な不都合は、イチイチ「男女差別だ」と訴えていくのではなく、不都合がゆえのキシミを男女問わずそこに関わる人たちがひとつひとつ柔軟に受け入れて丁寧に解決していくことにより、新しいデファクトスタンダードを作っていくことです。当ビルの問題においても、竣工時は男子トイレだったところにみっともなく女子トイレと張り紙をだしたりするのはダサイことです。ましてや、トイレ周りの改築工事はコストがかかります。こういう状況を学習材料にして、次なるビルを建てる際にはもうちょっと賢く設計してほしいものだと思っております。


ん〜、ワタシ的には、なんかこんなカンジでおさめようかな…
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