この家の母親は現在1日12時間拘束 (T_T)

そうなんっすよ。朝8時から夜8時。パン屋は10時〜17時が営業時間なんだけど、閉店後も売上げの計算やら工房の清掃、翌日準備、仕事帰りに理事が立ち寄りあ〜だ、こ〜だ、と話し込んだり。結局8時近くにならないと帰れない。
マーケットに行くヒマも生協の注文書を書くヒマもなく、家の冷蔵庫の中はほとんど空っぽ。


夕方6時ぐらいに家に電話をいれてみる。娘が学校から帰ってきて一人いる。
「今日はみんなどうなるん?」「お父さんは7時ぐらいに帰ってくるやろぉ、お兄ちゃんはバイト。お母さんはまだ片付けが終わらない。先にお風呂はいってて。洗ってないけどね。それから、お米も研いどいて」と、なだめるように言う。「いつ帰ってくるがけ?」「ん〜7時半ぐらいかな?」「それから、ご飯用意するがけ?何作るつもりけ?」
って、あんたね〜、そんなにタカビ〜な態度に出なくってもいいでしょう。
「なんか、テキトーに作っちゃ!なんとかなるやろ、ぢゃお願いね!」ガチャン


幸か不幸か、お店の近くにT岡唯一のデパートがある。と、言ってもしょぼいデパートだけど。一応、地下には食品売り場が、そして夕方になるとお惣菜が次々と見切り価格になっていく。
「ゴメン!ちょっとD和行ってくるわ!」とダッシュでお惣菜を買いに行くことが最近増えた。見切り価格とはいえ、一応デパ地下だからね。度重なると家計に響くよ。


息子は家の近くのスーパー閉店までバイト。時々、非常食用にかキムチや缶詰(おもに肉類の佃煮のようなもの)を買って帰ってくる。しかし、我が家においては、私以外は誰も食事の準備をしないのだった。思いつきもしないみたい。まぁ、ワタシの育て方が悪かったんだけどね。母親が忙しいと、つい効率優先でなんでも自分ひとりでバババとやってしまう。おかげで夜8時に家に帰っても家族3人みなアザラシのようにただ寝そべっていたりする。むぅ〜
怒ってみても虚しいだけなので、なおいっそうバババと夕食の準備をしてやっと家族団らんの時間となる。


ワタシ「あ〜、今日も大変だった。めっちゃ疲れたわ〜泣きたいくらい!泣いてもいいけ?」
連れ合い「泣きたいのは、こっちの方やぞ…」 ぼそっ


すんませんね、勝手に暴走しましてね
でも、そんな中でも月日は流れていく。娘は中学2年を修了し、通知票の成績はよかった!(ブログで自慢かよ〜)連れ合いは職場で昇進の内示が出た。この時期、異動になるのではないかといつもソワソワするのだが、相変わらず勤務地は同じ町内である。ワタシの収入が半減しても、ひんしゅく一家はかろうじて平穏に日々を送っているのであった。息子はどうよ〜?