子連れで出かけてリフレッシュ

今朝のNHK「おはよう日本」のまちかど情報室
http://www.nhk.or.jp/machikado/info/details070105.html

小さな子どもとの外出は、泣いたり、騒いだり、周りに迷惑をかけないか気苦労が多い。そうした気兼ねをせず、子どもと一緒に外出して、お母さん自身もリフレッシュできるという様々なサービスが出てきている。

情報1:遊び場がある6歳以下の子連れ限定レストラン
情報2:赤ちゃんとできる産後ヨガ教室
情報3:小さい子供がいる母親向け温泉ツアー


情報1は見逃した。情報2はいわゆる産後体操を、明るいヨガ教室で赤ちゃんといっしょにやるというもの。たくさんのママと赤ちゃんが真剣に、っていうか真剣なママのお腹に「なんじゃいな」という顔つきの赤ちゃんがちょこんと乗っていて喜んでいるのでもイヤがっているのでもないのが、なんとなく可笑しかった。閉ざされた自宅の空間であれをやっていても、なんかノルマを果たすみたいな感じでリフレッシュにはならないだろう。「産む前の私のボディを返して!」みたいな悲壮感すらただようかも(って、言い過ぎか)トレーナーに導かれて、たくさんの仲間とともに集中してやってるうちにリフレッシュするんだな。それなりに成果もありそう…


情報3は驚いた!赤ちゃんや幼児連れのお客に配慮した温泉というのは、コンセプトもわかるしニーズもあるだろう。ただ、どうして家族連れぢゃないの?取材に応じていたのは、ママ+赤ちゃんの母子2組の4名様グループ。ママ友っていうやつなのかな?元々友人同士で同じ時期に子どもを持ったのかな。なんかそんな感じ。女性2人旅にそれぞれコバンザメのように赤ちゃんがくっついているみたいな…世の中にはシングルマザーもいるが、ナレーションは「仕事のあるパパを置いて、ゆっくり温泉に…」と語っていた。
う〜む、パパは仕事、ママは赤ちゃんと温泉かぁ〜。いや、別にママに温泉へ行くなと言ってるわけじゃありません。ただ、そういう配慮のある温泉だったら、私は夫婦そろって子どもと行きたい。このお客さんだって、パパに休みがちゃんと取れればいっしょに来たのかも。パパは家へも帰れず、かわいい赤ちゃんができてもその成長を楽しむ暇もなく、ストレスのたまるママにはちゃんと世の中がこういうサービスを提供し…


※追加
テレビ見てるときに、「むしろ赤ちゃんおいて温泉行ったほうがリフレッシュできるのにな…。パパはたまには赤ちゃんの面倒見るべきだ!」とかも、思っていたんだった。付け加えとこ


こういう世の中に、なんかはげしく矛盾を感じる。妻と夫の分業体制をますます助長するような…
同様にはげしく違和感をおぼえるのに軽四自動車のCMがある。「親子にピッタント」とか言って子連れのママに優しい仕様を訴えているのがいくつかある。どの車のCMも気持ちのいい天気の中、ママと子どもが買い物にいったりハイキングにいったりして楽しげに車に乗り込んでいる。それを見るにつけ「この家族の父親は、いったいどこで何してる?」と思わずにはいられない。こういうふうにヒネクレタ目で見てしまうのは、あたしんちはオムツのとれないうちから子どもを保育園に預けて仕事をしていたせいだけど。あと、運転がキライというのも大きいか…分業体制といえば我が家においては夫(←クルマ好き)運転席、妻助手席という明確な棲み分けがあったのだった。