オトナ帝国の逆襲

愛国心教育関連の記事を読むに付け、ふとクレヨンしんちゃんの映画を思い出してしまう。

映画の説明（簡単に）
　昔のテレビ番組や映画、暮らしなどを再現し、懐かしい世界にひたれる遊園地「２０世紀博」に毎日のように夢中になって遊びに行く大人たち。子どもたちにはワケがわからない。　やがて大人たちは、「２０世紀博」に行ったきり、帰ってこなくなってしまう。このままでは未来がなくなってしまう！そこで、“かすかべ防衛隊”はオトナたちを取り戻すために、「２０世紀博」へ乗り込んでいく。
　果たして“かすかべ防衛隊”は、“ケンちゃんチャコちゃん”をリーダーとするグループの、大人だけの楽しい世界を作って時間を止めてしまう恐るべき“オトナ”帝国化計画を阻止できるのか!?そして、しんのすけはオトナたちを今の世界に取り戻し、未来を守ることができるのか!?

と、いうことであります。
山谷さんのお話などは、懐かしい匂いを巻き散らかして、聴衆をうっとりさせる力がありますよね。でもそのお話に全然のれなくて、つまんなぁい〜と思ってしまうヒトは"かすかべ防衛隊員"か？
そうか、わかったぞ。安倍さんと山谷さんは、“ケンちゃんチャコちゃん”なんだ。で、憲法とか教育基本法とかを改正して、与党だけの楽しい世界を作って時間を止めてしまう恐るべき“オトナ”帝国化計画なんだ。そうなると未来はなくなっちゃうぞ！しんちゃん、私も”かすかべ防衛隊”に入れて！

あの映画はテレビ放映を見ただけだけど、なかなかイイ映画だったぞ
昔を懐かしんでウルウルしている大人たちは、汚れた環境、乱れきった社会の２１世紀には戻りたくないと言う。でも、しんちゃんにしたらそのどうしようもない２１世紀こそが自分たちの生きている世界。ヒロシやミサエに「家に帰ろうよ！」と訴えるしんちゃんには、彼なりの愛国心があるように思えたんだけど…
もっともその愛国心は、こういう類のとはちがうけどね

雑感というより妄想か…

映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲(2001年）
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