コールセンターは人があふれている

ワタシの職場の階上にすし詰めコールセンターが開業して一月近くになる。
ただでさえ少ない女性トイレや休憩場所の確保など、いろいろあった問題はどうなったのか!?
どうもなっていないのであった〜


まず、今朝のことですがトイレに行ったら先客がいらっしゃいましたよ。コールセンター勤務の方がせまいトイレの中で鏡を占領し熱心にマスカラを塗っておられました。ワタシが入る前からそこにいて、でてったときも同じ作業を続けておられました。コールセンターの仕事にマスカラは重要な意味があるのか?激しい疑問が沸き起こりました。
そして午後、隣の席の同僚がトイレからもどってきて言うことには「トイレの中で二人立ち話をしていた。長くて、やかましかった」と、大変不愉快そう。個室はひとつなんだから手洗い場所だってせまいのだ。二人が立ち話をするには不適切な場所である。個室に入って用を足す人だって落ち着かない。
ついには「なんとかならんかね〜、3階の人は2階のトイレは使えんようにするとか…」とまでなってしまった。


ここまで読んで、私や私の同僚に対して不愉快な思いをいだいた方は多いと思う。「トイレぐらい譲りあえばいいじゃん」「化粧ぐらい直してもいいだろ〜、きっとコレ書いてるヤツは化粧もしない開き直ったブスだな!」(悪いか〜!)「相手のこと見下してんじゃない?」などなど…

私も気づいている。彼女たちは被害者であることに。新しくできた事業所に勇んで就職したけど、職場環境が劣悪だった。そして被雇用者という弱い立場でもある。しかしまた、私たちも被害者だ。私たちも被雇用者で弱い立場であるうえに、階上に新しくできた事業所のしわ寄せなんていう苦情は雇用者には言いにくい問題でもある。
こういった場合、結局弱いもの同志の中でさらに戦いが生まれるんだね…3階の人は2階まできてトイレを使うことには最初のうちはなんとなく遠慮がある。先住民であった2階の者は他の人が闖入してくると不愉快な思いをする。そしてこの不愉快な思いっていうのは知らず知らずのうちに伝わるもんなんだよね。そして最初は遠慮がちだった3階の人たちもだんだん態度が大きくなる…不毛だなぁ、何の解決にもなっていない。
共通の問題を抱えているっていう意識にたって、協力して解決にあたりたい。というのは理想だけど…同じ職場のもの同志でもこういうことは難しいのに、開設したばっかりのヨソサマの事業所の従業員の方々と…う〜ん、考えただけでめんどくさい話である。